オーダーメイドの制服づくり

大阪高等学校様

「共学校」として生まれ変わります

男子校として、今年創立80周年を迎える本校が、来春「男女共学校」として生まれ変わります。
2005年、男子校で初めてベネトンスーツを学生服として採用し、社会問題にもなっている「学力低下」「学習逃避」に真正面から立ち向かう教育実践を展開しています。 入学直後の「オリエンテーション学習合宿」(2泊3日)、入学当初の授業カリキュラム「基礎学力回復プログラム」や「総合的学習の時間」としてのユニークな授業「ライフデザイン」などがその代表的なものです。
「未来へ、そして世界へひらく自分を探そう」をスローガンとして掲げ、時代が求める学校像を追求しています。
(2007年4月取材)

 

インタビュー



森田勝彦 先生

 

モデルチェンジのきっかけを、お答えください

きっかけは2002年の指導要領改定のタイミングが本校創立75周年と同じでしたので、ひとつの契機とし取り組みを考えました。本校では色々な形の学校改革・教育改革を進めていく中で、「新しい学生服を新しい大阪高校文化のシンボルに」をキャッチコピーとし、改革のイメージの1つとして、目に見える形で学生服のモデルチェンジをする事になりました。

モデルチェンジにあたっての課題など教えてください

まず「知性的」「国際化」を二つのキーワードとして、学生服をモデルチェンジしたいと瀧本さんへ要望しました。その二つのキーワードの具体的な表現を瀧本さんにお願いし、世界的にも知名度が高いベネトンを提案して頂きました。
一度見せて欲しいとお願いし、実際に見せて頂いて、良いものは良いとすぐに理解できました。

モデルチェンジの選考方法やポイントを教えてください

色の選定は、キーワードである「知性的」を表現する為に紺色が一番相応しいのではないかと思いました。 当初はブレザーとズボンという一般的な組み合わせで検討しましたが、いくつかの組み合わせ見本を見ている中で最終的な判断として、 スーツの方が「知性的」というものを主張・表現しているのではないかと感じました。
そういった意味では特に色に対しての迷いは無かったかもしれません。

着こなしについてのお考えを教えてください

指導で投げかける言葉や指導の内容などがポイントであると思っていました。学生服を単に正しく着るという事だけではなく、着こなし自体を美しく、学生服に相応しい着こなしをどこまで追求できるかという事が最初から課題と思っていました。

ベネトンの学生服に対する評判などお聞かせください

モデルチェンジをして、もう3年目に入っているので定着していますし、クレームのような意見は聞いていません。皆気に入ってくれていると感じています。
スタート当初はブレザーとズボンという組み合わせが学生の主流でしたのでサラリーマンという印象が強く、校章のバッジを取り除けば普通にサラリーマンが着ていてもおかしくないという意見は聞きました。しかし沿線の他校教師の方々や学校内部からも落ち着いた感じで良いのではないかという意見を多く頂きました。良い評価を頂いたので、学生服制定委員もホッとしています。
ベネトンの企業イメージなども様々なところで環境問題などにも関わっていて、ベネトンが手掛けているポスターなどを見ても、我々が学生服というものを採用するメーカーとして、「国際化」というものに通じるものや社会問題なども扱っている事など、企業イメージとしても学校の学生服を取り扱うブランドとして相応しいなと強く思いました。

共学として生まれ変わるにあたって女子生徒の学生服についてもお聞かせください

創立81周年からは男女共学に踏み出すという事になります。今までなかった 女子生徒の学生服が必要になるという事で男子同様、ベネトンブランドで女子の学生服も 考えました。男子同様、「知性的」「国際化」を基盤として、女性のエレガントさを 加味して商品を選ばせて頂きました。様々なアイティムやオプションの商品はこれから ですが、楽しみです。

弊社のアフターケアはいかがですか

一番大きかったものとしてはベルトです。ベルトの不備で様々な問題が出た事があるのですが、そういった問題に対しても応急処置ではなく、研究を重ねて頂いて、全部のベルトを交換して頂いたという事がありました。そういったところまで面倒をみて頂いています。
アクシデントが発生したときに、瞬時の判断で対応して頂き、安心して信頼関係を築けると思いました。

学生服についての先生のお考えをお聞かせ下さい

学生服を正しく着るという事は決してゴールではなく、スタートだと思っています。
どんな形で美しく着こなすか、自分自身の人間性や品性をそういった着こなしでどう表現するかなど、身につけるものが自分自身、外見が中身を作るというぐらいまで私自身は考えています。また服装をキチっとするという事は、まわりの人とのコミュニケーションを大事にすること、自分自身に責任を持って、社会参加するという事であるとも思っています。
そして、こういった事を正しくアナウンスする事が高等学校の学生服指導として、大事なことではないかと考えています。

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