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本学園は幼稚園,小学校,中学校,高等学校が揃った総合学園です。
「己を滅して他に生きる。他が生かされる道は,我が生きる道なり」このことが学園創設者美馬曻先生の信条であり,学園の教育目標となり,今日の学園を支える大きな力となっています。
これは決して自己犠牲というのではなく,他を大切に思う心が自己を拡大発展させ,自己の人格向上につながるという実践の精神です。更には「光は外に求めるものでなく,自己の中にあり。自らの心の中に光を見出したとき,他から光が与えられる」この建学の精神のもと学校運営を行っています。

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本学園は、幼・小・中・高と一貫した教育体制をとっており、その中でも高校は、普通コース・体育コース・IEC特進コースという3つのコースに分かれています。以前は、大きく分けて普通コース・体育コース共通の学生服と、中学校・IEC特進コース共通の学生服の2種類がありました。しかし、2年ほど前に職員が中学校・高校を兼務することになり、服装指導上、学生服を統一したほうがいいのではないかという話がでてきました。
元々、同じ校舎で勉強しているのに、学生服だけ違うという違和感もありましたので、今回、学生服を一新することになりました。
まず、職員が瀧本さんと、もう1社のメーカーさんの会社訪問をし、数々の制服見本を見せていただいたうえで、ある程度の基本コンセプトを伝えました。その後、両メーカーさんから提案していただいた学生服を、校内に展示会場を設け、1ヶ月間展示し、学園関係者・在校生・保護者または、いずれは中学校・高校へ入学してくる生徒や保護者など、すべての方々に広く見ていただいた上、アンケートを取りました。学生服は生徒が着るものなので学校側が一方的に決めてはいけないと考え、大掛かりではありましたが、多くの方々の声を取り入れて選考しました。
最終的に瀧本さんに決めた理由は、人間味があるということです。以前も瀧本さんの学生服を採用させて頂いていたのですが、今までのお付き合いの中で暖かい印象を受けました。例えば、一旦は決めた学生服でも着ていく中でマイナーチェンジしなければならない部分が出てきます。そういった時に、瀧本さんは一生懸命に考えて新しい提案をしてくれました。今までも臨機応変に対応していただいたこと、お互いに話し合えるということ、信頼関係が築き上げられたことが、瀧本さんの学生服を採用したポイントです。
我々の学校は安全教育を取り入れていますので、安全面に配慮した学生服が良いと考えていました。そこで瀧本さんから、反射糸を織り込んだ生地があると教えていただきました。これも瀧本さんの学生服に決定した理由の1つでもあります。本学園周辺は街灯が少ない為、下校時、夜道でも自転車に乗っている事や、歩いている事が自動車を運転しているドライバーにアピールできるので良い制服になるのではないと考えました。他にも、光る素材のエンブレムを提案していただき採用しています。現在選考中のベストやセーターにも、光るエンブレムを検討中です。
経済的負担への配慮を心がけています。我々の学校は、中高一貫校です。以前は中学から高校への入学時、一式制服を購入しないといけなかったのですが、今回からは中学から高校に進学する際、エンブレムの交換とネクタイの購入だけで済みます。また、以前は正装用カッターシャツと普段用のポロシャツを採用していたのですが、今回は、正装する時にはネクタイが着用でき、普段の時にはノーネクタイでポロシャツの着心地で楽に着用できる、両方の機能を兼ね備えたシャツが良いと要望を出しました。また、現在、オプションのカーディガンやニットベストについてもアンケートを行っています。生徒がより自由に個性を楽しめるように多くの種類のオプションを広げたほうがいいとは思うのですが、広げすぎれば保護者の方への負担が大きくなってしまいます。そのあたりは現在検討中です。
着こなしと着くずしは違います。その上で過度にいきすぎた着用については指導を徹底しております。今回の制服モデルチェンジの選考過程に生徒を参加させたことの意味は、自分達が決めた制服だから自分達で守っていこうという意識を持たせること。生徒一人一人が意識を持って努力していくことが大切だということです。
学生服は、それを着ている学生がどこの学校の生徒であるかを示し、学校全体を社会に認識していただく1つの媒体だと思います。その上で着用している生徒には着こなしも含め、社会のルール・学校の心得を持たせるという部分はあります。ひいては、それが愛校心というものになると考えております。