制服採用実績:宮崎県立高鍋高等学校

制服採用実績
2023.12.28

2022年に創立100周年を迎えた地域の伝統校。
ラグビー部、ホッケー部、ボート(ローイング)部は県の強化指定を受ける強豪校。
部活動と進学校の両面を持った文武両道の学校です。

インタビュー

モデルチェンジのきっかけ

100周年を機に、伝統のスタイルは残しつつ、着心地など機能面を改良し、
現代の感覚にもマッチした、次世代につなげる制服の見直しを実施しました。

採用ポイントについて

ブレザー化が進む世の中で、詰襟・セーラー服スタイルを残しています。

当時の校長先生自身も卒業生。OB・OGや地域の方々にも「高鍋高校=詰襟・セーラー」というイメージが強いため、新詰襟にはセーラー服と共通する1本ラインを取入れたデザインに変更しました。歴史が長い学校ということもあり、卒業生の団結力が強く、制服にかける思いがとても強い学校です。そこで、時代に流されずデザインや雰囲気は残したい意向がありました。

同時に、機能性など時代に合わせたアップデートをしようと見直しを図りました。

セーラー服を制服とする高校は宮崎県内では少数派。
逆に中学校はデザイン違いのセーラー制服が多いのですが、1本ラインといえば、高鍋高校と言うくらい、地元に広く認識されていました。セーラーを基調としながら、ブレザーを取り入れ、また細かいひだのスカートもポイントが高かったです。

学生服のデザインは、100周年に合わせて、セーラーの伝統の1本ラインを袖口に取り入れた点を評価しました。

制服の課題

伝統的な詰襟・セーラーというスタイルを崩したくないという意向ながら、女子スラックス導入と、地域柄暑いので夏はある程度品格のあるポロシャツも導入したいと思いました。従来のセーラー服は着脱の面から、気候に合わせて着るものを調整するのが難しく、また、スラックス導入という課題もあって、ブレザー型(セーラー衿のブラウスに衿無し上着を着用)に変更することで、遠目には今までと違和感ない制服として受け入れられています。

新制服の評判

一般的に、自分の母校の制服がガラッと変わってしまうと、卒業生としては悲しいな、違う学校になったな、という感じがしてしまいますが、、そのような批判めいた意見がありません。OB・OGの方に受け入れられた上、新入生には着心地などがプラスになりました。

今までの制服は、地域の中学校と同様、リボン(スカーフ)を結ぶタイプだったのが、高校生になって変わったというところも、生徒にとって嬉しいポイントのようです。制服がセーラーだから、高鍋高校を選んだ生徒もいるのは嬉しく思います。

在校生の意見として、デザイン的に満足してるというのが約7割で、否定的な意見はありませんでした。特に夏のポロシャツの評判がいいようです。今年の夏は非常に暑かったので、吸水性が良く乾きやすいポロシャツは、毎日のように着用&洗濯でき、重宝されたようです。採用して良かったと思います。ポロシャツにも高鍋高校らしい1本ラインを入れています。

 

新入生の皆さんへ

詰襟は、ボタンもオリジナルで、袖の1本ラインが特徴です。また、セーラー服は伝統の1本ラインで、冬服はブレザーを重ねます。スカートのひだも細かくカッチリした形です。夏は、男女ともライン入りのポロシャツ(白・紺)を着ることも可能です。新しくなった高鍋高校の制服を着て、存分に「青春謳歌」して下さい!

高鍋高等学校 http://takanabe-hs.ed.jp/

ご採用年度(着用開始年度)

2023年度 春より

 

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